私は、年金生活をしている73歳の者です。長年頑張って働いてきたかいがあって、今では、孫に囲まれながら退職金と年金で悠々自適の生活を、充実して送っています。ところが、先日、私宛にAローンという聞いたことのない消費者金融業者から、封書が届きました。不信に思って封書を開けてみると、借金の督促状が入っていました。それによると、借金返済の期限が○年○月○日と迫っているので、大至急指定の銀行口座に14万円ほど振り込むようにとのことでした。もし期限までに全額の振込みがなければ、法的措置をとるとも記載してありました。まったく身に覚えがありません。どのように対処すればよいでしょうか。
最近、金融業者に限らず見知らぬ業者から、「契約が成立しましたから代金をお支払い下さい」などという督促状が届くことがあります。特に、高齢者を狙っているものが多く、新手の悪質詐欺といえるでしょう。
借金は法律的には「消費貸借契約」といって一種の契約です。契約は当事者が合意しない限り、成立しないのが原則です。ですから、身に覚えがないのであれば、何も不安になることはありません。ただ、可能性としては、他に、家族の誰かがあなたの印鑑を使って、あなた名義で借金をしているケースもありえます。まず、家族とよく相談してみてください。
もし、そうだとしても、あなた白身が借金を返済する義務は、原則としてありません。借りた本人が返済義務を負うことになります。家族にも覚えがなければ、その督促状をもって警察に届け出ましょう。